フリーランスとして活動するにはどうすればいいですか?
(2年近く前)
Tatsuya Saitou
フリーランス(個人事業主)としての活動に特別な資格や手続きが必要なわけではなく、個人でお金を稼いでいれば誰でも「フリーランス」になります。そのため、きちんと稼いだお金を申告(確定申告)してさえいれば、何も問題はありません。
では、世間一般的なフリーランスとは何か?というと、それは開業書類を提出している人です。
開業書類にもいくつか種類がありますが、主な書類は以下の2点です。
- 開業届(フリーランスとして活動します!と宣言する書類。屋号を決めたりもします)
- 青色申告承認申請書(所得控除など節税に関係する書類)
特に重要なのが後者の青色申告の書類で、この手続きをすることで、パソコンの購入代、交通費、宿泊代、本の購入費など、仕事に関係のある出費を経費にできます。
(経費になる→経費の分だけ所得が低くなる→納める税金が低くなる)
これが開業手続きをする最大のメリットで、つまり、特別な手続きなどしなくてもフリーランスとして活動できるものの、開業手続きをした方が金銭的にお得に活動できるわけです。
この開業書類は、個人事業の開業・廃業等届出書と所得税の青色申告承認申請書をそれぞれ印刷して提出するのが昔ながらの方法ですが、手間がかかるので、オンラインで作成できるfreee開業(無料)を使うのがおすすめです。